宇宙恐竜 -zetton-
●はじめに
ウルトラマン カードゲーム開発プロデューサーの迎です。BP07「大怪獣超進撃」が発売となりました。本弾は2度目の”怪獣弾”として、宇宙恐竜 ゼットンがデッキのコンセプトになりつつ、ウルトラマンベリアルに次ぐ怪獣デッキの新たな軸としてメフィラス星人が初参戦します。これまでSINGLEやDOUBLEでのバトルが主だったヴィランではない怪獣キャラに、UCG初となるレベル7カードが登場します。ユーザーの皆様が持つ「ゼットン=条件を満たせばBP20000」という印象に応え、今回は”自ら20000にできる”RRRを収録しました。さらに、怪獣だけでなく、新登場・超強化されるウルトラヒーローも多数収録しています。
本コラムでは、各テーマの開発意図やイラスト、恒例のサンプルデッキリストをご紹介します。
●宇宙恐竜 ゼットン

ユーザーの皆様が持つ「ゼットン=条件を満たせばBP20000」という印象に応え、今回は”自ら20000にできる”RRRを収録しました。
イラストは、「かつてウルトラマンを倒し、幾度も立ちふさがってきた強敵」としてのゼットンにフォーカスしています(AP(12/20)BP07-056など)。手にした皆様が、圧倒的な”強敵”であることを感じられるアートワークとなっていれば幸いです。
そして今回、なんと!西川伸司さんに、SSSPのイラストを描き下ろしていただきました。ゼットンが登場した瞬間の、あの圧倒的な絶望をぜひカードでも体感してみてください。

サンプルデッキリストでは、EXTRAがBP20000になるカードを最大投入し、EXTRAのBPを持つ怪獣と相性の良いウルトラマンベリアルと組んだ、圧倒的な強敵タッグをご紹介しています。ぜひデッキを組んでみてください。
●ウルトラマントリガー・トリガーダーク
トリガーファンの皆様、お待たせしました。ウルトラマントリガーがグリッタートリガーエタニティの姿で超強化され、さらにイグニスが変身するトリガーダークも新規参戦します。BP01ではデッカーとのシナジーを重視しましたが、本弾からはイグニスと共にトリガーを主軸としたテーマとして展開します。これはアーク・ギルアークに続く、“ウルトラヒーローとウルトラ怪獣”のタッグデッキとして設計しています。
目玉はグリッタートリガーエタニティ(RRR)の「フィールドに居るコストの合計数を合算する」効果です。この効果はフィールドの「一番上のキャラのレベル」のみを参照するため、合計数(15や25)をトリガーダークのLv5〜7を使って満たすよう設定しました。シーンカード「BP07-106 三千万年の奇跡」との組み合わせにより、この条件をさらに満たしやすくなります。
●ウルトラマンネクサス

ウルトラマンネクサスが、遂に”ジュネッスブルー”の姿で参戦します。このジュネッスブルーのRRRは、既存弾のカードをストレートに強化するのではなく、ジュネッスブルー単体で強くなるデッキを目指してデザインしました。これは、デュナミストが異なる両形態を別個の方向性として扱うコンセプトに基づいています。
ネクサス単デッキでは両形態とも採用可能ですが、他キャラとの組み合わせではジュネッス軸ジュネッスブルー軸といった構築も可能です。
イラストは、ネクサスとしては珍しい市街地でのアローレイ・シュトロームを取り上げました。BP03のジュネッスRRRが前期OPのラストをモチーフとしていたため、ジュネッスブルーは後期OPのイントロをイメージして作画していただきました。
シーンカード「影 ―アンノウンハンド―」は、ダークメフィストとのゲーム上のシナジーを重視しつつ、BP03のダークメフィストも同時に強化できるよう、両者が登場したエピソードを選びました。トリガー・トリガーダークほど強いシナジーではないかもしれませんが、ネクサス・ダークメフィストというテーマも組めるよう意図してデザインしましたので、単デッキや他のキャラとの組み合わせをお楽しみください。
●妖麗戦士 カルミラ

『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』から妖麗戦士 カルミラも参戦。BP07は”怪獣弾”でありながら、トリガー関連キャラが3体参戦する”トリガー”弾としての側面もあります。
注目は、キャラクターシーンとして初登場したシーンカード「麗しの妖花」。これは特定のエピソード名ではなく、キャラクターの特徴をカード名にしたものです(ゲーム上の扱いは通常のシーンカードと同じ)。カルミラの人間態登場エピソード(第15話)は、そのエピソードで大活躍した別のヒーロー参戦のために温存し、代わりにこのキャラクターシーンを採用しました。見分け方として、右上部に「CHARACTER SCENE Featuring (キャラ名)」と表記されます。
さてさて、実際の効果の方はなんと恐るべき、捨て札からカルミラが登場してきます。最大バリューで発揮するのは位置移動効果を持つRRRです。この効果の強さはウルトラマンティガにて皆さま実感済みでしょう。今回はウルトラ怪獣カテゴリとしてジャグラーと組み合わせたデッキを紹介しています。
●ウルトラマンタイガ
皆様、大変長らくお待たせしました。遂にウルトラマンタイガがUCGに参戦です。大会開会式などで「ウルトラリーグ、バディーゴー!」とコールする度に、タイガをお待ちいただいているウルトラリーガーの皆様を思い、心苦しく感じておりました。参戦まで時間を要した理由は、彼が属するトライスクワッドというチームや、作品のモチーフをゲームに落とし込むためです。その答えとして導入したのが、異なるキャラでも相互にレベルアップする「TEAM」システムです。フィールドのウルトラヒーローの種類数で効果を発揮するようにデザインし、複数種のヒーローをデッキに組み込むことを推奨しています。このシステムは、相互にレベルアップできる残りの二体のヒーローがいれば真価を発揮しますが、まずは本弾でも3種のウルトラヒーローを組み合わせることで、「BP07-031 ウルトラマンタイガ ストリウムブラスター」のフルパワー効果を体感できます。今回のサンプルリストでは、ギンガ・オーブ・タイガの3種でデッキを構築しています。
●ウルトラマンエックス・ウルトラマンマックス

BP04登場のウルトラマンエックスと、BP06登場のウルトラマンマックス、両方に強化が入りました。エックスの形態ではゼットンアーマーが未登場であったことと、ゼットンがパッケージの弾であることから、マックスの客演回「狙われたX」を意識し、「DOUBLEのBPが11000」を共通項としたシナジーをゲーム上で合致させました。
このシナジーはネクサス・ダークメフィストと同様、あくまでテーマの一つであり、今後もコンビデッキを推し続けるわけではありません。
両キャラクターとも「DOUBLEのBPが11000」を対象に効果を発揮するため、キャラクター内でのシナジーはもちろん、他のキャラクターとデッキを組んだ場合でも効果を発揮できるようデザインされています。
●メフィラス星人

これまでの怪獣デッキは、ウルトラマンベリアルを主軸とする必要がありましたが、今回のメフィラス星人はそれに次ぐ新たな軸としてデザインしました。主にTYPE「災禍」と「侵略」を持つウルトラ怪獣との連携を想定してデザインしています。今弾で収録のレッドキングとキングジョーは、それぞれのTYPEを持つ怪獣として、単独でもメフィラス星人デッキに組み込んでも強力です。
イラストはメフィラス星人らしさをイメージしつつ、スチールは平成・ニュージェネ作品に登場した様々なメフィラス星人を集めました。特にシーンカード「メフィラスの遊戯」は、ブレーザーのあのシーンカードを彷彿とさせる超強力効果。デッキから怪獣軍団を大量に登場させることが可能です。このリストはBP07のカードのみで構築されており、この弾から始める方にオススメのデッキとなっております!怪獣デッキを組んでみたい方は是非このメフィラスデッキをベースに遊んでいただき、ゲームに慣れてきたら、過去登場したお気に入りの怪獣を入れて、オリジナルの怪獣デッキを構築してみてください。
●ウルトラマンガイア

UCGでは通常、強化カードは新形態や新技とともに収録する方針ですが、この方針を突き詰めると、最終回を迎えたティガやオメガなどの強化が難しくなります。そこで、過去ハイレアで収録していなかった形態をRRRとして収録し、時系列としては前に戻るエピソードをフューチャーする試みも行っております。そのため、今回は番組序盤の形態(姿)であるV1で登場させました。
また、この弾のRRRは過去のガイア・アグルデッキの「フィールドのカードを手札に戻す」軸を明確に強化する意図です。この効果は一時的にフィールドが弱くなるリスクがありますが、RRRの「追加で登場できる効果」により、ガイアの手札に戻す効果がさらに使いやすくなっています。
●おわりに
これから皆様には、今までとは違う商品や、驚きに満ちた新たなゲーム体験を順次お届けしてまいります。まずはBP07に収録された個性豊かなキャラクターたちを手に、熱いバトルを繰り広げていただけることを心より楽しみにしております。もちろんその中に、5月に開催されるULTRA LEAGUE WORLD CHAMPIONSHIP 2026が待っています。これからもウルトラマン カードゲームの変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!それでは次回のコラムでまたお会いしましょう!
